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ULANZI TH04レビュー。俯瞰撮影のストレスをかなり減らす、高機能アーム【PR】

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製品撮影時の俯瞰撮影、最適解来ました。UlanziのTH04です。

これまでは SLIK のクリエイターズキットを使っていましたが、セッティングに割と力が必要 & 調節のノブが小さくて、セットアップのたびに負担を感じていました。

そんな中Ulanzi TH04 を使ってみたところ、めちゃめちゃ使いやすい!特に次の三点が快適でした。

  • かなりの高さ(机から70cm)を確保できる
  • ノブが握りやすく調整がスムーズ
  • スプリング式で調節が容易

一方、一部にプラスチックパーツが使われており、質感は金属製のアームほどでは無いです。

ただし、コストと使い勝手から考えると問題なし。撮影用途としては十分満足です。これでいいんだよ、これで。

ということで、そんな優秀な俯瞰撮影アーム、UlanziのTH04のレビューしました。

Ulanzi TH04
メリット
  • 高さがしっかり確保できて俯瞰撮影がしやすい
  • スプリング式で調節が簡便。すぐ撮影。
  • クイックリリース:カメラ装着が楽
  • カラー展開が増えてデスクに合わせやすい
デメリット
  • アームを最大まで伸ばすと揺れやすい
  • クランプ裏側が鉄むき出し
  • アーム調節持ち手がプラスチック製
  • 一部パーツの質感がチープ

製品提供・協力:Ulanzi

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Ulanzi TH40のレビュー

それでは早速レビューしていきます。

スペックはこちらをタップ
項目内容
ブランドUlanzi
モデルTH04(T088)
材質プラスチック 金属 シリコン
本体重量約1577g
最大アーム長約910mm(上方向)
耐荷重最大2kg
クランプ対応厚最大68mm
マウント規格1/4インチネジ Ukaクイックリリース(Arca-Swiss互換)
カラーシルバー ブラック
折りたたみ対応
価格(公式)Ұ13,999

付属品として六角レンチが付属しますが、これはカメラにプレートを装着する際に使います。アーム調節には使わないのでご安心を。

デスクに馴染むカラバリと質感

Ulanzi TH04は全体として落ち着いたデザインで、デスクに置いても浮きにくいです。

シルバーモデルは控えめな光沢と落ち着いた色味で、白系デスクと相性が良いです。 そもそもとしてこーいう類のアームってあまり白系のものがなかったので、それだけで嬉しいですね。

実際の撮影した写真に写る訳ではないですが、モチベーション的な意味でアガります。

さらに2025年10月、ブラックモデルも追加されました。撮影アーム王道のブラックモデルということで、黒いデスクやダークトーンの部屋にも合わせやすくなっています。

アーム径が太すぎないのもポイント。折りたたみ機構のおかげもあって、デスクの横に置きっぱなしでもそんなに気にならないのが嬉しい所。主張しがちな色味でもない、というのもあるかも。

一方、各アーム調節部分のカバーやアーム調節ネジにはプラスチックが使われているので、チープ感は垣間見えます。とは言ったものの撮影時に写り込むことはない訳で、実用上の問題はありません。

高い配置もOKで、調節も直感的で楽々

アームと雲台には合計6か所の調整ポイントがあり、水平方向から角度調整まで柔軟に対応できます。前述の通りノブは大きく握りやすい形状で、微調整も滑らか。

ボール雲台には90度チルト用スリットがあり、急角度や特殊なアングルも作りやすい構造です。俯瞰撮影用途でも、斜めからの撮影も余裕。

上下動はスプリング式で、軽い力で片手調整がしやすい点が非常に便利。構図作りの負担が少なく、テンポよく撮影に入れます。

撮影の敷居ってセッティングの手間だったりするので、ここがクリアできるのはかなり有難いです。

そしてなんといっても、最大約70cmまで高さを上げられる所が素晴らしすぎます。

70cmって結構高くて、少なくともSLIKのクリエイターズキットではそこまで高さを取れません。俯瞰撮影は高さを取れれば取れるほど良いので(諸説あり)、このポテンシャルはありがたい限り。

別途高さがウリの三脚を使ったりして工夫が必要な所を、アームのみで完結できるのはとっても便利です。

耐荷重とクイックリリース:高速着脱で撮影テンポが向上

耐荷重は約2kg。iPhoneなら余裕ですし、ミラーレスカメラとそんなに重くないレンズなら問題なく固定できます。私はNikonのD5300&標準レンズを使っていますが、合計約800gなので固定自体は余裕です。

最近の本ブログで撮影された見下ろしっぽいものは全部TH04を使っています。下記とか。サクッとセッティングして、サクッと撮影できるので、もはや撮影の必需品と化しています。

一方でアームを最大まで長く伸ばした場合は結構揺れます。写真撮影ならほぼ問題ないのですが、タイピング動画はブレブレとなりました。

ということで動画撮影は厳しめではありますが、例えばアーム自体を他に逃す(サブデスクや棚に固定する)等で、どうにか運用はできるかと。

ちなみに私は、動画撮影時は別の三脚(マンフロット)使ってます。汎用性を考えると、本アーム+三脚の運用がベストですかね。

本アームに採用されているカメラ固定機構は、Uka クイックリリースシステム。アルカスイス互換で、アームへの装着ははめ込むだけ・取り外しはボタンを押すだけという、超簡単&便利機構。

毎回ネジを締める必要がなく、撮影準備のスピードが大幅に向上します。

ただ現状使用している三脚が、アルカスイス互換ではない場合は注意。というのも、このプレートはレンチで閉めて装着するタイプなので、都度プレート付け替えとなると結構めんどくさいです。お気を付けを。

クランプ部分が剥き出しだったり、調節がプラなのは値段相応

クランプ(机に噛み込ませる)部分ですが、天板と接する面はゴムで保護されているのは良心的。一方、天板裏側は鉄がむき出し。

天板裏に傷がつく可能性があるため、フェルトや薄いゴム板を挟んで使うと安心です(私はめんどいのでやっていないですが…)。

また、アーム調整機構の持ち手はプラスチック製。回しやすい一方で、締めすぎると破損の可能性があります。

というのも、Amazonレビューで何件か破損してる方を見たんですよね…。力加減は注意して、力任せにねじらないようにすると良いかと。

価格は約14000円前後。

同程度の可動域と安定性を持つ SLIKのクリエイターズキットが2万円から3万円ほどであることを考えると、TH04はコストパフォーマンスに優れています。

デスクでの製品撮影は、TH04で決まりです。

まとめ

Ulanzi TH04は俯瞰撮影を日常的に行う人に向けた扱いやすいアームスタンドです。

高さが確保できる部分はもちろんのこと、6か所の調整ポイント、スプリング調節の簡便さ、クイックリリースの楽さなど、撮影準備を効率化する要素が多く盛り込まれています。

デメリット
メリット
  • アームを最大まで伸ばすと揺れやすい
  • クランプ裏側が鉄むき出し
  • アーム調節持ち手がプラスチック製
  • 一部パーツの質感がチープ
  • 高さがしっかり確保できて俯瞰撮影がしやすい
  • スプリング式で調節が簡便。すぐ撮影。
  • クイックリリース:カメラ装着が楽
  • カラー展開が増えてデスクに合わせやすい

特に推したいのは、調節の楽さ。楽に俯瞰撮影したい方は、絶対持っておいて損はないですよ。

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