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EDIFIER LolliClipレビュー。心拍・SpO2も測定できる、低音響くイヤーカフイヤホン【PR】

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今回ご紹介する「EDIFIER LolliClip」は、高機能かつ音の臨場感があるイヤーカフイヤホンです。

なかなかの強気な価格ですが…それもそのはず、心拍やSpO2の測定ができたり、イヤーカフイヤホンらしからぬ低音が鳴り響いたりと、機能的には頭ひとつ抜けたアドバンテージがあります。

一方、仕様的に「これってイヤーカフなんだっけ?」という疑問点もあり。更にそれに付随するデメリットもチマチマとあって、結構ピーキーなイヤホンだと思いました。

ただとっても輝く使用シーンもありまして、そんな使用方法も含め、今回はLolliClipをレビューしていきます。

LolliClip
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • フィット感が良い
  • 低音寄り、迫力のある音
  • 心拍数とSpO2が測定可能
デメリット
  • 長時間装着すると耳が痛い
  • ノイキャンはおまけ程度
  • 心拍・SpO2測定は立ち止まる必要あり
  • 風切り音がデカい

注意点:音質評価はiPhone14 Proを用いています。

製品提供・協力:EDIFIER

タップできる目次

スペック&付属品

スペックはこちらをタップ
項目詳細
製品名LolliClip
オーディオコーデックLDAC、AAC、SBC
音圧レベル90 ± 3dB (A)
バッテリー持続時間単体:約9時間
ケース併用:約39時間
BluetoothバージョンV5.4
通信範囲約10m
周波数特性20Hz ~ 40kHz
入力イヤホン:5V=200mA
ケース:5V=1A
ドライバーユニットΦ13mm
空間オーディオ対応○(対応)
急速充電15分充電=約3時間再生
マルチポイント接続
IP規格(防水・防塵)IP56

付属品は下記の通り。

  • 充電ケーブル
  • 取扱説明書

EDIFIER LolliClipレビュー

それでは、EDIFIER LolliClipをレビューしていきます。

これは「イヤーカフ」なのか…?

まずはデザイン。ケース含め、テクスチャは全体的に光沢素材が採用されています。

今まで私の経験から「光沢素材はチープに見える」と思っていたのですが、LolliClipにはそれを感じさせません。統一感が功をなしているのか、楕円形のケースや背面のカッコいいロゴがプラスに働いているのか。

イヤホンは左右シンメトリーな作りなので、左右の区別はありません。右耳にかけた方が右耳イヤホンとなります。この技術、最高ですよね。

耳の後ろにかける部分にはセンサーが見えます。これで心拍数やSpO2を測定する感じですね。

ループの部分は柔らかい素材なので、概ねどんな耳にもフィットできると思います。

装着感は、耳穴をすっぽり覆う感じ。フィット感が良い反面、耳穴にイヤホンが当たり、長時間使用は厳しめ(後述します)。

ただ、耳穴を覆うことで著しく聞こえが悪くなる訳ではないので、その点は安心してください。

…というか、これはイヤーカフなのだろうか

いや厳密に言えば、間違いなくイヤーカフではあります。耳の側面につける訳で。

ただ、私が期待しているイヤーカフとは、ちょっと違う気がします。装着感はインイヤーに近く、それによって手軽さというか、イヤーカフなのに装着してる感があるというか。

よって、もし貴方が「イヤーカフイヤホンに装着時の快適さを求めている」のであれば本機種ではなく、SOUNDPEATSのUUイヤーカフ辺りが良いと思います。

音は低音寄りで迫力高め

音は開放型にしてはかなり良いです。低音寄りで迫力があります。

ベースギター辺りの音域が増幅されてる感じを受けまして、ベースズンズンなロックと相性が良さげ。開放型のイヤホンで、ここまで低音を持ち上げられるのは凄いですね。

逆に言えば、全体的に低音に引っ張られてる印象を受けます。多少こもり気味。

結論、私みたいな低音至上主義な方にはぴったりな音と思いました。鼓膜が音圧を感じるイヤーカフです。

イコライザーは4種類(標準・低音ブースト・ボーカル・高域ブースト)から選択可能。ただ、帯域ごとの自由なイコライジングはできません。

個人的にイヤーカフ型に音質を求めていないので、良いっちゃあ良いのですが、本機種ぐらい音にこだわっているのなら細かくイコライジングできても良かったのでは…とも思ったり。

ただ前述の通り素の音質が良いので、所謂開放型の音質を想像しているとビックリすると思います。

後述の(軽めの)ノイズキャンセリングも相まって、イヤーカフ型としては家でも外でも素晴らしい音を楽しめますよ。

心拍・SpO2測定は立ち止まる必要あり

なんと本イヤーカフ、心拍・SpO2が測定できます

イヤーカフ型イヤホンはほぼ進化しきっていると思っていて、ここからは付加価値の勝負になりそうだなーと思っていましたが、Edifierはヘルスケアに振ってきた感じですね。

ただあくまでも医療機器ではないので、正確に測定できる訳ではないです。目安。といっても何かの折に測定できるのは、まああったら嬉しい機能かなとは思います。

…ただ、この機能立ち止まっている(動きがない)時にしか測定できないんですよね。しかもスマホアプリから測定をスタートしなきゃいけないという。

ということで正直ちょっと使い勝手は悪いと思いました。

AppleWatchならタイミングを見て勝手に測定してくれるんですけどね…。まあ、流石にそこまでの機能性を求めるのは酷な気もします。付加価値の一つとして考えてると良いかと思いでしょう。

ノイキャンは弱めだが、それが輝くケースもある

ノイキャンの強さは、重低音が多少カットできるくらいのレベル。電車でいう所の「ゴーッ」という音が無くなる感じですね。

まあイヤーカフイヤホンですし、密閉型ではないので、どうしてもノイキャンの効果は弱くなってしまいます。

ただ、この響く低音だけをカットする and イヤーカフ型の外音が聴こえるという特性がめちゃめちゃ生きるケースがあって、それが「料理中」です。

料理は火を扱うので外音が聴こえる必要がありますよね。ただイヤーカフ等で音楽を聴こうとすると、換気扇の音が大きくて音が聴こえないジレンマ。

そんな時、LolliClipがとっても輝きます。

換気扇のうるさい音はいい感じにカットしてくれつつ、バッチリ外音は聴こえるので、安全性も高めだと感じました。

ただもちろん油断は禁物。LolliClipは低音が強く、あまり音を大きくすると外音が聴こえにくくなるので、薄く音をかけることを推奨します。それか片耳運用ですね。

いやはや、まさか料理中に生きるイヤホンだったなんて思いもしませんでした。LolliClipは思わぬ所で輝くイヤーカフかもしれませんね。

長時間装着すると耳が痛い

割と致命的だと思ったのが、長時間、具体的には1時間程度装着していると耳が痛くなる所です。

何故かといえば、冒頭で話した通りインナーイヤーに近いイヤーカフということで、スピーカー部分が耳にモロに当たるため。長時間の運用は厳しめです。

快適さがウリのイヤーカフで長時間運用できないとはこれいかに…?と、ちょっと感じてしまいました。

補足すると、私は耳があまり強くないタイプ(※)なので、痛みの個人差はあると思います。ただAmazonレビューを見る感じ同じような痛みを感じている方がいらっしゃるので、耳に自信がない人はちょっと厳しいかと。

※:筆者は耳にフィットする形のインナーイヤーやオーバーヘッド型のヘッドフォンを使うと、すぐに耳が痛くなるタイプです。

風切り音がデカい

これも耳穴を覆う構造だからゆえか、風切り音がかなり大きめです。風が強い所だったり、走っていたりすると、ザーッという風の音が結構煩め。

※風切り音:空気の流れによって発生する音。風が強い日に歩いてると「ザーッ」という音が聴こえますよね。あれです。

まあ、イヤーカフイヤホンですし、イージーリスニング用途と考えれば仕方ないのかな…という所。イヤーカフのノイキャンだと、流石にここまではカバーできないでしょうし。

よって風が強い所を通る機会が多かったり、運動にてバリバリ使用したいというのであれば、素直にカナル型か耳を覆わないイヤーカフ型(SOUNDPEATS UUとか)をお勧めします。

EDIFIER LolliClip まとめ

総評すると「イヤーカフとインナーイヤーの中間型な、高音質イヤホン」という感じ。

デメリット
メリット
  • 長時間装着すると耳が痛い
  • ノイキャンはおまけ程度
  • 心拍・SpO2測定は立ち止まる必要あり
  • 風切り音がデカい
  • フィット感が良い
  • 低音寄り、迫力のある音
  • 心拍数とSpO2が測定可能

快適さを追い求めるなら、コレじゃないです。よって何を追い求めてるかによるかと。

カナルは耳の中が蒸れるのが嫌、でも、できる限り良い音で音楽を聴きたい…!のであればドンピシャだと思います。

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