Edifier W800BT Proレビュー。低音強めな、オシャレデザインのオーバーヘッドフォン【PR】
オシャレ・コスパ・低音を兼ね備えたヘッドフォンを見つけまして、その名もEdifierのW800BT Pro。
デザインはシンプルで、アイボリーのボディはとってもキュート。さらにANC・マルチポイント対応と、機能面でも申し分なし。
かつ低音強め(要イコライザ設定)でガンガン来ます。このボディで低音が響き渡るの、ちょっと面白いですよね。
このスペックで、価格はセール時7,000円程度。破格な訳ではないですが、コスパはかなり高いと思います。
オシャレで低音強めのヘッドフォンが欲しいなら、ビンゴ!
今回は、そんな見た目と音にギャップのあるEdifier W800BT Proをレビューしていきます。
- 約7,000円で機能モリモリ
- デザインが細部までオシャレ
- 機能もアプリも、無駄が削ぎ落とされシンプル
- 低音しっかり
- ノイズキャンセリングの効き、そこそこ
- 側圧は強め
- 対応コーデックが少ない
- イコライザーの帯域が少ない
スペックと付属品
スペック詳細はこちらをタップ
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | W800BT Pro(ギフトバージョン) |
メーカー | Edifier |
ドライバー | 40mm ダイナミックドライバー (チタンコーティングダイアフラム採用) |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
対応コーデック | SBC、AAC |
ハイレゾ | 対応(有線のみ) |
再生時間 | 約45時間(ANCオフ)、約26時間(ANCオン) |
充電時間 | 約10分の充電で5時間再生可能(急速充電対応) |
接続方法 | Bluetooth、USB-C有線接続 |
アクティブノイズキャンセル (ANC) | あり(ハイブリッドANC技術、ノイズ低減深度 -44dB) |
マルチポイント | あり |
重さ | 253g |
付属品は下記の通り。
- USB-Type A to Cケーブル
- 取扱説明書
- ステッカー
Edifier W800BT Proのレビュー
早速、Edifier W800BT Proをレビューしていきます。
細部まで凝ったデザイン
今回提供いただいたのは、ギフトバージョンと称する特別仕様。なんたって箱が素晴らしく良いです。80〜90年代の広告やアートワークライクな、人によっては懐かしさを感じるデザイン。グッときます。
ここ最近は海外でシティ・ポップが流行ったりもしていて、このタッチ増えましたよね。
筆者の大好物です。
シールも付属していて、ノートPCに貼れば映えそう。
続いてヘッドフォンのデザイン。ギフトバージョンを選択すると、強制的に本体色はアイボリーとなります。
アイボリー、要するにクリーム色っぽいので眩しくなく、落ち着いた雰囲気で良い感じ。
クッション部分はかなりふかふかで、つきたてのお餅の如くの柔らかさ。側圧はそこそこ強めですが、クッションが柔らかいのでトントンという感じです。
個人的にビビッときたのがLRのデザイン。(視認性は置いておいて)オシャレすぎです。細部までオシャレだと、使ってていい気持ちですよね。
本体は折りたたんで小さくできるので、持ち運びの際にも便利です。
ボタンは大きく分けて2個。押すとポチポチする感じで、押し心地も良さげです。
- ボタン1(写真左):音量上下、再生・停止
- ボタン2(写真右):ANC・アンビエント・ノーマルの切り替え
(セール時)約7,000円程度なのに機能モリモリ
セール時約7,000円という価格ながら、下記の通り機能が満載。1万アンダーでよく頑張ったなと思います。
- マルチポイント対応(2機種)
- 最大-44dbのANC
- 外音取り込み
- 急速充電(15分の充電で8時間再生)
- 好感度マイク
決して安い価格帯ではないですが、あって欲しい機能はほぼ持ち合わせているので合格点ですね。
イコライザー設定にはアプリが必要なのですが、このアプリがかなりシンプルな作りで良い感じ。説明不要、触れば分かる感じなので好感が持てます。
アプリで設定できる項目は下記の通り。
- ノイズキャンセリングの種類変更(高・中間・風切り音低減・外音取り込みのレベル設定)
- イコライザー設定
- サウンドモード変更(音楽・ゲーム・立体音響)
- タッチコントロール(本体ボタン)設定
- アナウンス音量設定
本体ボタン設定では、各ボタンに好きなアクションを設定できます。
設定できるアクション自体はそんなに多くないのですが、個人的にはノイキャン切り替えボタンのノーマルモードを外すことができるのが嬉しいですね。ボタン一つでANC→外音取り込みの切り替えができるのは、かなり楽。
イコライザーは2種類のプリセット(標準・ダイナミック)と、カスタマイズにて自由な調節が可能。ただカスタマイズは「低」「中低」「中高」「高」とバンドが少なめで、物足りない感はあります。
イコライザー設定を保存したり・シェアしたりできる機能は面白いと思いました。
ちなみにプリセットイコライザーの「ダイナミック」、かなり推せます。
“ザ・ドンシャリ“という感じで、標準イコライザーからは考えられないパワーの音が出ます。ポップ・ロック・ダンスミュージックあたりをよく聞く方なら刺さるかと。
イコライザーとは別にサウンドモードなる項目もあり、「音楽」「ゲーム」「立体音響」を選択できます。
- 音楽:通常の音楽鑑賞モードで、イコライザ設定が可能(他モードではイコライザ設定不可)。
- ゲーム:低遅延モード
- 立体音響:音源がライブっぽくなるモード
立体音響モードのライブ感は結構良い感じで、臨場感抜群。いつもの音楽がライブバージョンになるので、私は夜中にお酒を飲みながらぼーっと使っていますね。
さながらライブハウスで、バスドラの音が響き渡ります。
音が籠ってる感が、逆にいい感じなんですよ…。
しっかり低音で迫力のある音、音の分離能も高い
イコライザーでの設定前提にはなりますが、低音は想像以上にしっかりと鳴ります。1万アンダーとしては迫力のある音を奏でるヘッドフォンだと思いました。
また以前レビューしたQCY H3と比べてみると、音の分離能が高いといいますか、粒が揃っている印象を受けました。
どっちも低音寄りのヘッドフォンではありますが、W800BT Proはきちんと各音が単一でスッキリ鳴っています。(まあセール時2,000円ほど価格に開きがあるので、当然っちゃそうなのですが)
こうなってくると、イコライザーの帯域が少ないことがかなり惜しくなってきますね。そこが自由にできれば、かなり完成度の高い・コスパ素晴らしい機種になっていた気がします。
といっても、イコライザーのダイナミックがかなりいい味出している・迫力抜群なので、難しいこと考えないでいい音でガンガン低音を鳴らしたいぜ!という場合、本ヘッドフォンはビンゴだと思います。
私にはビンゴでした。
ノイズキャンセリングの効きはそこそこ
ノイズキャンセリングの効きはそこそこですので、期待しすぎは禁物です。
効きのイメージですが、風切り音等の薄い環境音はカットしてくれますが、電車などの大きく響く音や、社内アナウンスは普通に聞こえます。オーバーヘッド型というのもあり、そんなに強力ではないですね。
ノイズキャンセリングに重きを置くのであれば、素直にカナル型が良いと思います。個人的にEarFun AirPro4とかオススメですね。
側圧は強め
側圧は少々強めな印象を受けました。クッション部分はかなり柔らかいのですが、構造的にギュッとしているので、トータルキツめ。2〜3時間位つけていると流石に痛いです。
私がメガネユーザーということや、耳周りが痛くなりやすい性質があることも関係しているかもしれません。
ただAmazonレビューを見る感じでも側圧は賛否両論だったので、決してソフトタッチではないということにご留意いただければと思います。
対応コーデックが少ない
対応コーデックはSBCとAACのみ(一応、有線ならハイレゾ対応)。よってDAPがAndroid機種をお使いの方は、それらのポテンシャルを引き出すことができないかもしれません。
…ただこれ逆に言えば、iPhoneユーザーであればそんなに問題にならないんですよね。どうせiPhoneはAAC対応していれば良いですし。
よってデザインのオシャレさも相まって、iPhone向きのヘッドフォンだと感じました。白いケースとか、オレンジのアイテムと抜群に合います。MOFT社のアイテムと相性良さげですね。
Edifier W800BT Proまとめ
7,000円代で買えるヘッドフォンとしては、かなりスペック高めだと思いました。何より音に迫力がある。そして設定が手軽。
更にスペックもそうですが、個人的にはデザインが大好きです。シンプルな中で、LRのオシャレなフォントやアイボリーの色味が光ります。持ち歩いて愛でたくなる、そんなプロダクトですね。
あなたもオシャレなヘッドフォンでクールに街を歩きながら、ズンズン低音を聴かせて気持ちよく過ごしてみませんか?