HHKB(日本語配列)のおすすめ効率キーマップ、ご紹介します。
意味もなくHHKB Pro HYBRID Type-S(日本語配列)をタイピングし、キータッチの余韻に浸り続けている、きの(@kino_tsuyo)でございます。
HHKB(日本語配列)を使って何ヶ月も立ち、白キートップに変えてみたりもしつつ、何度も血の滲むような試行錯誤を重ね、やっとこさキーマップが安定してきました。
よって、備忘も兼ねて、私が現状ベストだと思うHHKB(日本語配列)のキーマップをご紹介します。
コンセプトとしては「ホームポジションから指をうごかしたくない、めんどくさがりに捧ぐ最効率キーマップ」です。
めんどくさがりさんや、効率厨の方は是非本記事を確認し、私のキーマップをばんばん流用してみてください!
きっと、QOLが上がること間違いなしだと思います。
HHKB(日本語配列)のおすすめ効率キーマップ:通常時
では早速、現状私がベストだと思っているキーマップを「通常時」「Fn押下時」に分けて説明していきます。
まず、通常時のキーマップの設定画面は下記の通りです。
- 写真ではホームポジションを「緑色」にて示しています。
左小指で簡単に押せる「Fn」
多分私のキーマップで一番特徴的な、左手小指での「Fn」。
デフォルトではこの位置にControlがあるのですが、それ以上にFnを使う機会が桁違いに多いので位置を変更しています。
そんな使う頻度の高いFn、左手小指で押せればホームポジションから手の位置を変えなくて済むので、タイピング速度アップには必須ですね。
「Control」は慣れている一番左下
行き場を失ったControlですが、一番左下に移動させました。
私が使っていた今までのキーボードはずっと左下にControlに位置していたので、その名残ですね。
本当はコピペ等で頻回に使うキーなのでもうちょっと押しやすい所にあっても良いのですが・・なかなか良い場所もなく、経験を元にした位置にハマった感じです。
同じ静電容量無接点方式のキーボード、NIZ PLUMであればコンボキーの機能が使えるので、ここで迷うこともないんですけどね…。
スペースキーサイドの「英数」「かな」
このキー配置はMacユーザーにはおなじみですね。
Windowsのかな切り替えが非常に使いづらい(現状が英語入力なのか・かな入力なのを勘で切り替えるしかない)ので、単一キーで打ちたい言語キーをタイピングする方式を取っています。
この部分は、今後何があろうと恐らくこのままだと思います。くらいしっくり来ていますね。
HHKB(日本語配列)のおすすめ効率キーマップ:Fn押下時
Fn押下時のキーマップは下記の通りです。
右手親指でらくらくBackspase
BackSpaceはスペースキー右隣(右手親指)に設定しています。
BackSpaceは本当に最後まで悩みに悩んだ配置ですが、たくさん悩んだおかげもあり、個人的に満足度が高いです。
最終候補としては、Macユーザーならお馴染みの「Fn+Hキー」が残っていました。
ただ、これだとBackSpase押すたびにホームポジション(Jキー)から人差し指がズレちゃうんですよね。
あとは連打がし辛かったりもしたので、じゃあどの指にするか・・・と消去法で親指になったのですがまさかのBINGO。
親指は基本位置がそんなにぶれないので、安定してタイピングできるんですよね。
難点といえば、たまにFnを押さない状態で連打してしまい、急にカタカナ入力になってしまう所です。
これに関しては慣れがどうにかしてくれると思います。あとは自分との戦いですね・・・。
矢印キーはホームポジション(F/Jキー)が始点
矢印キーは左手の人差し指(Fキー)は「→」、右手の人差し指(Jキー)は「←」とし、それを起点に上下左右を配置した感じです。
私が表計算ソフトを良く使用することと、基本的な作業はマウスを使わずキーボードで完結させたい気持ちが強いことから、矢印キーはアクセスを良くしたいと思い、この設定になりました。
左手の矢印キーに関してはWASDキーでも良かったのですが、ホームポジションから指を動かさないことを考えるとESDFキーがベストかな、と。
Home/Endは直感的に判るように矢印の延長線上に
Home・Endですが、文の文頭・終わりに移動するという機能から連想して、右手は「←」の左側にHomeを、「→」の右側にEndを配置しています。
これだと直感的に使えるのでとても便利です。
そもそもHome/Endキー、使っていますか・・?
Home/Endキーの役割をざっくり説明すると、Homeキーは行の頭に、Endキーは行の終わりにカーソルが移動するので、文の修正時にとっても役立ちます。
また、私はExcelで「Control+Homeキー」という、左上のセルにカーソルが戻るショートカットキーをヘビロテしているので、必須級なキーです。
左側もほぼ同様の形ですが、GキーはFnを押しながらタイピングするのが難しいので、Cキーに位置させています。
左手のみでもBackspase・Enter・Home・Endを扱える
先程、基本的な作業は全てキーボードで完結させたいという理想を申しましたが、まあ・・どうしても、現実マウスを使ったほうが早いことが多々あります。
そんな時、マウスを操作しながら様々なキーにアクセスできた方が使い勝手が良いということで、マウスとともに多様するキー(Backspase・Enter・Home・End」)は左手だけでアクセスできるようにキーマップを設定しています。
特にBackspase・Enterはそこそこ頻度が高いので、簡単に打ち込めるようなポジショニング(Fn上、スペース横)にマッピングしました。
これによって、ピンポイントで消したい文字にマウスでカーソルを当てて削除したり改行したりと、マウスとのコンビネーションにおいてもめちゃめちゃ使いやすくなりましたね。
HHKB(日本語配列)のおすすめ効率キーマップはこれだ!:まとめ
以上、現状私がベストだと思うHHKBの日本語配列キーマップを紹介させていただきました。
今の所目立った不安はないので、個人的ベストを叩き出せたかな・・と満足しています。
使えば使うほど自分に馴染み、効率的な仕事環境を生み出してくれるHHKB、ホント大好きです。
ただ私自身、この配列が未来永劫残される超最高率配列だとは思っていません。
日々改善していき、また良いキーマップがあれば紹介させていただきますので、これからも要チェックお願いします!