KIBUの電動精密ドライバーセット、レビュー。良コスパでトルク調整もOK。【PR】

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ずっと欲しかった精密ドライバーの電動バージョン。

なんだか色々種類があり、よく知らないメーカー製のものも沢山。中々購入に踏み切れておらず。

ただ今回ご縁があり、KIBUの電動精密ドライバーセットを触らせていただく機会をいただきましたゆえ、本記事にてレビューしていきます。

本ドライバー、特徴は下記の通り。

  • 付属ビットは48個
  • OLEDスクリーン付属
  • 先端にライト付き
  • トルク調節可能
  • 充電式(USB Type-C)

ビット数やトルク調節機能等々を加味すると、結構コスパは高めです。

何しろ普通に使用できますし(失礼)、質感も良さげ。ちゃんとした奴だ。

きの

安心しました。

ということで、玉石混淆の電動精密ドライバーの中で、しっかりとした製品である「KIBUの電動精密ドライバーセット」をご紹介いたします。

KIBU 電動精密ドライバーセット
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 重厚感あり・しっかりした造り
  • 欲しい機能は一通り揃っている
  • 総じてコスパは高め
デメリット
  • 持ち運びができる重さではない
  • ケースごと充電する仕組みには是非あり

製品提供・協力:KIBU株式会社

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KIBU 電動精密ドライバーセットのスペック・付属品

まずは、スペックと付属品を確認していきます。

スペック

スペックは下記の通りです。

項目スペック
製品名KIBU 電動精密ドライバーセット
正式名称KeebMonkey Electric Precision Screw Driver
電動最大トルク0.2 N.m
手動最大トルク3N.m
トルク調節5段階(0.05〜0.5N)
充電仕様4.2V・0.15A
定格電圧3.7 V
電池容量350 mAh
充電時間160-200分間
スピード200 RPM
ビッド材質S2鋼
ビット数48
マグネタイザーあり

付属ビットの規格・種類は下記の通り。

ビット(通常サイズ)
項目詳細
ビットサイズC4*28 mm
ビット規格(プラス)PH0000/PH000/PH00/PH0/PH1/PH2
ビット規格(Y)Y0.6/Y1.0/Y2.0/Y2.5/Y3.0/Y1
ビット規格(マイナス)SL1.0/SK1.5/SL2.0/SL2.5/SL3.0/SL3.5
ビット規格(六角)H0.7/H0.8/H1.0/H1.5/H2.0/H2.5/H3.0
ビット規格(星)T2/T3/T4
ビット規格(星+丸)T5H/T6H/T7H/T8H/T9H/T10H/T15H
ビット規格(三角)2.0/2.3/2.5
ビット規格(U)U2.0/U2.6/U3.0
ビット規格(五角)P2/P5/P6
ビット規格(四角)S0/S1
ビット規格(特殊)W1.5/needle0.8
ビット(大型サイズ)
項目詳細
ビットサイズC4*45 mm
大型ビットサイズの種類PH0/PH1/SL2.0/H2.0/T8H/T10H

付属品

付属品は下記の通り。

  • USB Type-C・USB Aケーブル
  • 取扱説明書

取説はオール英語で、更に字がめちゃめちゃ小さいです。文字でギチギチの学会発表のポスターをA4で印刷してしまった時の、参考文献の文字より小さい。

きの

疲れ目にはキツイ

そして、パッケージには「KeebMonkey Electric Precision Screw Driver」との記載が。

多分、これがこのドライバーの正式名称で、KIBU株式会社が卸として販売しているのだと思います。

いやもっと言うと、多分EFFTOというメーカーの電動精密ドライバーと中身が全く同じ様子なので、OEM品っぽいです。ブランド違いですかね。

ただ日本で購入するとなるとAmazonかKIBUの公式からで、製品名は「KIBU 電動精密ドライバーセット」となっているので…このままレビューしていきたいと思います。

KIBU 電動精密ドライバーセットのレビュー

それでは、KIBU 電動精密ドライバーセットのをレビューしていきます。

デザインと機能:しっかりした造り・機能性は高め

本体デザイン機能面を見ていきましょう。

箱から取り出して最初に思ったことといえば、重い。結構重量感があります。それもその筈、重さは400g。iPhone14約2個分です。

本体がアルミニウムだったり、ケースに充電機構が内蔵されているのでこの重さなんでしょうね。私は基本自宅で使用する想定なので問題なしですが、持ち運びは厳しいと思います。

本体底面に充電端子と赤いボタンがあります。充電端子の下には充電状況を示すインジケータがあり、親切設計。

赤いボタンは、本体を開閉するボタンです。ポチッと押すと、中身がコンニチワ。スライドして出してみましょう。

中身はこんな感じ。表・裏にドライバーの先端がたっくさん。壮観です。

ちなみに各先端は本体の磁石で固定されているので、立てても振っても落ちません。

付属のドライバー先端規格は、前述のスペックの通り。

見たことないものも多々ありましたが、例えばY字ドライバーはニンテンドースイッチのJoy-Con修理時に必要らしいです。

よく知らんブランドのJoy-Con修理キット付属Y字ドライバー、評判悪いものが結構多いので、これは朗報ですね。

また、特定のドライバーには首が長いものも。

この類のドライバーって首が短いので、奥に入り込んでいるネジにアクセスできないケースがあるんですよね。それに対応できるのは素晴らしい。

本体下にはマグネタイザーもあるので、磁化・消磁も可能となっています。かゆい所に手が届いてますね。

ドライバー本体には、操作可能なボタンが3つ(側面に2個・頭頂部に1個)とOLEDスクリーンが付いています。

頭頂部についているボタンは2つの機能があります。

  • 短押し:ライトのOn-Off
  • 長押し:トルクの変更 (0.05〜0.5Nの5段階・これらをそれぞれ1〜5として表示)

ライトはOnにした直後&操作している時にしか光らないので、無駄なバッテリー消費が抑えられている設計でした。

側面の上・下ボタンは、ドライバーの回転方向を司っています。

下ボタンを押せば右回転、上ボタンを押せば左回転。各ボタンを押すとそれに呼応してOLEDスクリーンのネジが動きます。面白いしわかりやすい!

OLEDにはバッテリー残量・ネジマーク(前述の通り操作すると動く)・トルクの強さが表示されています。シンプルですが、全てが網羅されていてかなり使いやすいと感じました。

欲しい機能は一通り揃っている

48種類と多めのビット、トルク調節(0.05〜0.5N)可能、OLEDでバッテリー残量等々を確認可能…と、電動精密ドライバーに欲しい機能は一通り揃っていると思います。

少なくとも、私のように趣味でキーボードを組み立てたり、なんやかんや分解したり、という用途では十分。

きの

オーバースペック感すらある

そしてまあ、なんたって、マジでめちゃめちゃ便利ですね。これに尽きます。こんなことならもっと早く買えばよかったなあ、と。

ここら辺の嬉しさは別にどの電動ドライバーも使っても変わらないと思いますが、とりあえず私が使ってみた感じ「よくわからんメーカー製品を買ったがちゃんと動かない!」みたいなことは無かったので、その点は安心してください。(n数 = 1なので過信は禁物ですが)

コスパ、結構良し

色々機能は揃っていて、価格は4,500円。

比較のためAmazonで色々同ジャンル製品を見てみましたが、機能に比べてコストは安めだと感じました。コスパ良いですね。

ここより価格が下がるとシングルトルクだったり、ビットが少なかったり、少々痒い所に手が届かないイメージ。

更には安いものを買うとビット自体が曲がっていて、ビット先が踊る粗悪品もあるみたいです。

その点、本製品はほぼ真っすぐ。安心して使えます。

逆に価格が上がった所で、ビット数がめちゃ増えたり、デザインが凝ってたりと、そこまでは求めてないかも感もあり…。

そう考えるとKIBU精密ドライバー、価格と機能・品質のバランスはかなり良いかと。

めちゃ安いよくわからない製品を買って使いづらいのであれば、4,5000円払って本製品を買って幸せになるのが、コスパ良いと思います。

ケースが充電ドックであるメリット・デメリット

本製品、ケースが充電ドックのような構造をしています。

そう、ドライバー本体にケーブルを差し込んで充電する方式じゃないんですよ。ケースにドライバー本体を収納して、ケースごと充電する方式

これって何のメリットがあるんだろう…と色々考えてみたのですが、はっきりとした答えは出ず。

メリット考察
  • 充電端子等を内包しないので、壊れにくくなる?
  • 同上理由にて、多少本体が軽くなる?
  • 他製品のパーツを流用し、コストダウンが図れる?
  • デスク等に置いて充電するとき、(重さ的に)安定性が高い

個人的に4つ目の「充電時の安定性の高さ」は高ポイント。ケースが重いこともあり、ケーブルのたわみでフラフラしないので、狭デスク民には嬉しいですね。

逆にデメリットとして「本体充電が切れていた場合、充電するためにケースにいれるという1アクションが発生する」ことはあると思いました。

ただまあ、そんな大きなデメリットではないですね…。一風変わった仕組みだと思いますが、実運用としては特に気にならないという結論です。

KIBU 電動精密ドライバーセットの まとめ

本ドライバー、まとめると「コスパ良さげな電動ドライバー。迷っているなら1秒でも早く買うと幸せ」という感じ。

私自身色々な電動精密ドライバーを使ったことがある訳ではなく、細かい比較はできないのですが、主観で言えば「かなり良い」です。

しっかりとした作り。豊富なビット数。わかりやすい操作方法と便利なOLDE液晶。これで十分です。

デメリット
メリット
  • 持ち運びができる重さではない
  • ケースごと充電する仕組みには是非あり
  • 重厚感あり・しっかりした造り
  • 欲しい機能は一通り揃っている
  • 総じてコスパは高め

頻繁に精密ドライバーを使う方、もし迷っているのであれば、1秒でも早く買った方が良いと思います。

便利さ・楽さが段違いで、もう電動じゃないドライバーには戻れませんよ…。

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