4Kモニター JN-IPS3201UHDRレビュー。ビジネス用途にピッタリな32型の、コスパ最強モニター【PR】
以前紹介した31.5型 4Kモニターの32型モデル、「JN-IPS3201UHDR」が発売されました。
今回は当モニターを貸与いただきましたので、JAPANNEXTアンバサダーとしてレビューを実施いたします。
本モニター、一言で言えば「ビジネス用途にピッタリ」のモニターです。
31.5型に存在していた背面LED・ゲームターゲットの機能は削減され、かつ見た目もシンプル・高級感のある仕上がりに。
しかも価格は約¥2,000しか変わらないという、鬼のようなコスパを誇っています。
本記事では31.5型との比較も通して、使用感やメリット・デメリットについてもご紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
- IPS・4K・32型で4万円前半の超絶高コスパ
- ゲーミング要素が少なく、シンプルデザイン
- IPSモニターなので、画面が鮮やかで綺麗
- リモコン付属
- 入力端子の取り回しが難しい
- スピーカーの音質は悪い
- スタンドが大きい
4Kモニター JN-IPS3201UHDRとは?
今回紹介するJN-IPS3201UHDRとは、32型・IPS液晶・HDR対応の4Kモニターのことです。
JN-IPS3201UHDRの特徴
本モニターの特徴は、下記の通りです。
- 32型・IPS液晶・HDR対応・4Kで約4万円という超絶コスパ
- 幅約2mm・液晶非表示幅約5.5mmの極薄ベゼル
- VESAマウント(100×100)対応
- 2W×2のステレオスピーカーを搭載
- 多数の入力端子を搭載(HDMI×3、DIP×1、オーディオ出力)
- 各機能の特徴は、公式Webサイトへ。
・・・この特徴、実は以前ご紹介した31.5型モニターの「JN-IPS315UHDR」とほぼ同じとなっています。
ただ、細かい違いが幾つかありますので、詳しくは次の章でお話しいたします。
JN-IPS3201UHDRのスペック
スペックは下記の通りです。
製品名 | JN-IPS3201UHDR |
---|---|
メーカー | JAPANNEXT |
画像 | |
画面サイズ | 32インチ |
解像度 | 3840×2160(UWQHD) |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | ノングレア |
重さ | 約9.4Kg |
端子 | HDMI×3, DisplayPort×1 |
スピーカー | あり(ヘッドホン出力有り) |
VESA規格 | 対応(100×100) |
付属ケーブル | HDMI(1.5m)、DPケーブル(1.5m) |
31.5型モデル「JN-IPS315UHDR」との違い
冒頭でお話しした通り、本モニターには31.5型のモデル「JN-IPS315UHDR」が存在し、各モデル細かな違いが色々あります。
よって、ここからは31.5型→32型で異なっている部分についてご紹介します。
サイズ・重さの違い
- モニターサイズが0.5インチ(実寸で約1cm程度)アップ
- 重さも2kg程度アップ
当たり前ですがサイズは多少大きくなり、重さも増えました。
サイズに関して言えば1インチ(1cmちょっと)の差なので、ほぼ違いは感じないと思います。
デザイン・外観の違い
- カラーグラデーションなし
- ベゼルが黒→シルバーに
- 各端子接続部が下→側面に
デザイン面はガラッと変化しており、まずは31.5型に存在していたカラーグラデーション(背面にあった、色の変わるLED)が無くなりました。
更にベゼルは黒からシルバーに変化し、全体的にスタイリッシュになった印象を受けます。
また、背面下にあった端子接続部分は(正面から見て)左側面に移動しました。
端子に関しては、この変化が割と曲者だったりします・・。
価格の違い
- ¥2.000程度アップ
価格は¥2,000だけ高くなりました。
0.5インチの大きさアップで2,000円しか変わらないのは、かなり驚きです。
その他の違い
- 付属品としてリモコンあり
- ゲームターゲットなし
32型にはデフォルトでリモコンが付属するので、入力切り替えや音量操作を手軽に行えます。
また、ゲームターゲット(FPS等で使用できる、画面中央の十字マーク)機能は廃止になっています。
以上より総括すると、32型は「画面の大きい、ビジネス特化型モニター」ですね。
JAPANNEXTが得意とするゲーミング要素をほぼ取り除いた、ビジネス寄りのモニターだといえます。
逆に31.5型は、ゲームをする方・ベゼル色は黒が良い方にオススメです。
縦型のサブモニターとして使用する際は、恐らくオーソドックスな黒の方が使いやすいと思います。
私も買い増しするのであれば、31.5型を選択すると思います。
4Kモニター JN-IPS3201UHDRの付属品・外観レビュー
それでは、まずは付属品の確認と外観のレビューをしていきます。
付属品・組み立て
付属品は下記の通り。
- HDMIケーブル(1.5m)
- DPケーブル(1.5m)
- 電源ケーブル(1.5m)
- 電源アダプター(1m)
- マニュアル・保証書
- リモコン
- ネジ(2種類)
黒・銀のネジ2種類は、モニタースタンドの組み立てと固定のために使用します。
ネジマウントなので組み立て工数は掛かりますが、モニターが32型と大きめなので、安定感を考えると安心です。
本モニターにはリモコンが付属します。単4電池2本で動きますが、電池は同梱されていないので注意してください。
入力ソースの変更がリモコン経由で出来るのは楽で良いですね。複数PC使いにはもってこいのアイテムです。
外観レビュー
続いて外観を見ていきましょう。
スタンドとベゼル下側は、共にシルバーです。
特にベゼル下側は、シルバーがスクラッチされたような高級感のある質感になっています。
JAPANNEXTのロゴも黒くシックで、かなりオシャレ。
サイドベゼル幅は結構薄いので好感触。
写真ではわかり辛いですが、こちらにも薄くスクラッチ加工が入っています。
操作ボタンはメニュー・操作に加え、音量ボタンがあるのが特徴的です。
モニター裏面は装飾等無く、シンプルに社名ロゴのみが配備されています。
個人的にはこのくらいシンプルな感じが好みです。
モニター側面から見ると分かる通り、本体は非常にスリム・スタイリッシュ。
幅(約51mm)自体が激薄な訳ではないですが、VESA部分・モニター部分が湾曲ではなく直角に分かれているので、スッキリした印象を受けます。
入力端子は側面に位置していますが、この仕様は使う人を選ぶな、と思いました。
メリット・デメリットで詳しくお話します。
入力端子は下記の通り。必要十分かと思います。
- HDMI×3(2.0×1、1.4×2)
- DIP×1
- オーディオ出力
- ACアダプター
4Kモニター JN-IPS3201UHDRの使用感・メリット
続いて、4Kモニター JN-IPS3201UHDRの使用感とメリットについてご紹介します。
流石の32型、画面はとても広々で快適
さすが32型、画面はとっても広く、業務・仕事がかなり快適です。
32型の4Kモニターだと、Amazonの画面が下記の画像の通り、とっても広く表示されます。
個人的に画面は広ければ広いほど良いと思っているので、かなり大満足です。
また、31.5型のJN-IPS315UHDRの記事にて「31.5型というサイズはデスクワークのモニターとして、恐らく最大サイズに近いと思う」とお話ししましたが、32型も問題なく使用できそうです。
寸法、約1cm程度しか変わらないですからね。
ちなみに、普段使用しているウルトラワイドモニター(LG 34WP60C-B。解像度は3440×1440)との画面表示領域の比較は下記の通り。
これだけ違うと、作業効率は愕然と変わります。
もう、4K以下の解像度は使用できなくなりますね・・。
IPSモニターなので、画面が鮮やかで綺麗
IPSモニターなので発色・視野角が良く、画面が鮮やかでとても綺麗です。
画像・映像系の業務を行わないのであれば、必ずしもIPSパネルである必然性は低いかと思います。
ただ、発色が良いに越したこと無いですよね。
広い視野角に関していえば、複数人でモニターを見る用途でとても便利です。
モニターを囲んで複数人でディスカッションをしたり、みんなで映像鑑賞を行なったりする機会があれば、輝いてくれるモニターと言えますね。
31.5型と¥2,000しか変わらないという、神コスパ
前述の通り、31.5型との大きさの違いは約1cm程度。
微々たる差なので価格が安い31.5型でいいか・・・と思いきや、値段はなんと¥2,000程しか違いません。
であれば、1cmでも大きい32型の方がコスパが良い気がしますよね。
ただ、冒頭でお話しした通り細かい違いが様々ありますので、ご自身の嗜好にあった方を選択すると良いかと思います。
4Kモニター JN-IPS3201UHDRのデメリット
使ってみてわかった、4Kモニター JN-IPS3201UHDRのデメリットもご紹介します。
入力端子の取り回しが難しい
今回、一番のデメリットと感じた部分がこちら。
入力端子がモニター裏の側面に位置しているので、デスク・接続機器の配置によっては取り回しが大変です。
具体的には接続する機器がデスク右側に位置している場合は、コードを大きく曲げて配線をする必要があります。
使えなくはないですが、コードを曲げることでコード自体に負担がかかってしまうんですよね。
逆に、私のデスクのように接続機器類が左側にあれば、そんなに大きな問題にはなりません。
よって購入する際は、接続する機器の位置を変更したり、柔軟性のあるコードを使用する等、工夫する必要があるかと思います。
スピーカーの音質は悪い
こちらは31.5型と同等のデメリットで、スピーカーの音質はあまり良くありません。
おまけ程度と考えた方が良さそうです。イージーリスニング用途ですね。
よって音楽等を聴く際は、イヤホンジャック経由で有線のスピーカーか、ワイヤレススピーカー辺りを用意すれば良いかと思います。
ちなみに私は、ピクセルアートスピーカーのDitoo Proを使用しています。
とってもキュート&レトロで、かつ想像以上に音質が良いので、かなりオススメです。
スタンドが大きい
こちらも31.5型と同様で、スタンドは結構大きめです。
私みたいな奥行き60cmのデスクでは、スタンドを使用すると威圧感高めになります。
よって、モニターアームの使用をお勧めします。
オススメは、どの記事でも紹介しているエルゴトロン LX。とりあえず迷ったらこれ買っとけ、くらいの安定モニターアームですね。
可動性も高く、耐重量もバッチリなので、ぜひモニターと一緒にお買い求めくださいませ。
4Kモニター JN-IPS3201UHDRを買って幸せになれる人
ということで、下記一つでも当てはまった方は、「JN-IPS3201UHDR」を買うと幸せになれるでしょう。
- ビジネス用途のモニターを探している方
- コスパの高い4Kモニターを探している方
- シンプルなデザインが好みの方
JN-IPS3201UHDRとは、32型・IPS液晶・HDR対応の4Kモニターです。
派手な装飾やゲーミング機能は最小限で、その分価格が抑えられているため、ビジネス用途のモニターを探している方にはピッタリ。
コスパは尋常じゃなく高いです。
配線の取り回しが難しいので注意が必要ですが、適宜位置替えや柔軟性の高いコードを使用すれば対策できるかと。
そんな対策を行う価値のあるコスパの高いモニター、とってもオススメです。
4Kモニター JN-IPS3201UHDR まとめ
最後にまとめとして、4Kモニター JN-IPS3201UHDRのデメリット・メリットをおさらいしましょう。
相変わらずJAPANNEXT、コスパが尋常じゃないですね。
本製品は、ビジネス用途で安い・良いモニターが欲しい場合や、4Kモニターを使用してみたい場合に、間違い無く第一選択に入るモニターだと思います。
貴方もコスパが素晴らしい32型の4Kモニターを購入して、いつもの何倍も効率よくリモートワークを行いませんか?