Xit AirBox (XIT-AIR120CW)レビュー!いつでもどこでもテレビ視聴・クラウド録画が可能なお手軽TVチューナー【PR】
スマートフォンやタブレット・PCで手軽にテレビが見られたらいいなあ、って思ったことありませんか?
今回紹介するXit AirBox 120CWというチューナーは、そんな願いを叶えてくれるTVチューナーなんです。
設置も設定も簡単で、かつ様々な端末から快適にテレビがを見ることができるという、とっても便利な代物。
しかも、業界初のクラウド録画対応で、HDDを追加で購入すること無く、録画データの管理が可能!
・・・なのですが、使うのに少々工夫が必要なポイントも有り、「これ1つでテレビが全て賄える」という商品ではないのも事実です。
逆に言えば「テレビを色んな端末で気軽に見たい!」という用途であれば、ピッタリの商品ですよ。
今回はそんなXit AirBox 120CWをA8.net経由でご提供いただきましたので、レビューと共にメリット・デメリット、おすすめの使用シーンもご紹介していきます。
- 家の中でも、外出中でも手軽にテレビ視聴ができる
- スマホ・タブレット・PC対応
- クラウド録画なので、HDDを用意する必要がない
- クラウド録画中に他番組が見れない
- バックグラウンド再生不可
Xit AirBox 120CWの概要
まずは、Xit AirBox 120CWの概要を紹介します。
Xit AirBox 120CWとは?
Xit AirBox 120CWとは、クラウド録画が可能なTVチューナーのことです。
特徴は下記の通り。
- 業界初、録画データをクラウド保存可能
- PC・タブレット・スマホで手軽にテレビを視聴できる
- 通信環境さえあれば、外出先でもテレビ視聴が可能
特筆すべきは、やはり録画データをクラウドに残せるところ。
HDDのような物理的な媒体を使用しないので故障の心配もなく、手軽に使えるのが魅力です。
また、通信環境さえあれば、場所を気にせず様々なデバイスでテレビを見ることが出来ます。
デスクで作業しながらのテレビ視聴や、お風呂でリラックスしながら録画番組を視聴したり等、様々なシチュエーションで活躍間違いなし。
以上より、Xit AirBox 120CWは手軽にどこでもテレビを見ることができる、とっても便利なテレビチューナーなんです。
Xit AirBox 120CWの対応OS・機種
Xit AirBox 120CWの対応OSは下記の通り。
- Windows OS
- Windows 11 Home / Windows 11 Pro
- Windows 10 Home / Pro
- Mac OS
- macOS Monterey (12)
- macOS Big Sur (11)
- macOS Catalina (10.15)
- macOS Mojave (10.14)
- macOS High Sierra (10.13)
- iPhone
- iOS 13 / 14 / 15, iPad OS 13 / 14 / 15
- Android
- Android 9以降
- Fireタブレット
- Fire OS 7 以降
(機種についてはこちら
要するに、すごく古いOS・機種ではない限り使用可能です。
よって例えば、今使用していない防水スマホ・タブレットをお風呂で使用する等、古い機種を活用できる部分も魅力的だと思います。
Xit AirBox 120CWのスペック
スペックは下記の通りです。
Xit AirBox 120CW使用前に、あらかじめ買っておくべきアイテム
Xit AirBox 120CWを使用するために、あらかじめ買っておいたほうが良いアイテムがあります。
- テレビ接続ケーブルと分配線
- (使い方によっては)外付けHDD
テレビの分岐線
XIT AIR 120CWは本体をテレビアンテナ端子に繋ぐ必要があるのですが、付属品としてテレビ接続ケーブルは同梱されていないため、別途購入が必須となります。
また、接続方法によっては分配線も必要です。
分配線が必要なケースですが「自宅のテレビとアンテナ端子を共有する」場合が該当します。
ここで注意すべき点は、本体の置き場所。
Xit AirBox 120CWは電源・テレビのアンテナ端子以外にも、無線ルーターと接続する必要があります。
よって、Xit AirBox は「無線ルーターとテレビのアンテナ端子が近い場所にある」所にしか置けないということです。
・・・となってくると、本体はテレビ近くに置くパターンが多いかと思いますので、分配線を購入するケースが大半を占めるのではないかと予想されます。
私も例に漏れず、分配線を購入しました。
(使い方によっては)外付けHDD
クラウド録画がウリの本機種ですが、HDDに録画データを残すことも可能です。
クラウドの方が管理が楽そうだし、故障の心配もないし、HDDを選ぶメリットは無いのでは?
・・・と思いきや、実はクラウド録画には大きな落とし穴があります。
それは「クラウド録画中は、裏番組を見ることが出来ない」ということです。
大きすぎる落とし穴
クラウド録画とHDDの良い点・悪い点を下記にまとめました。
録画の種類 | Xitでのクラウド録画 | HDD録画 |
---|---|---|
録画中の裏番組視聴 | できない | できる |
録画時の画質 | (高画質・標準画質・低画質) | 指定できる一律固定 |
価格 | 有料 | (外付けHDD代) | 有料
耐久性 | 物理的故障の恐れは無し | 故障の恐れあり |
正直一長一短なので、個人的には下記の通り選択すればいいかと思います。
- テレビの代替として、しっかりとXit AirBoxを使用したい場合:外付けHDD
- 手軽にテレビを見る用途でXit AirBoxを使用したい場合:クラウド
メインテレビとして使用する際に、録画中の裏番組が見れないのは正直致命的すぎるんですよね。
よって、そんな場合はHDDで録画をしながら、Xit AirBoxを使用すればよいかと思います。
私はといえば、家用テレビのサブ的な使い方なので、クラウドで十分かなーという感じです。
また、HDDは指定の機種があるので、こちら(公式サイト)から選ぶ必要があります。2TBで安くて8,000円くらいですね。
Xit AirBox 120CWのレビュー
それでは、Xit AirBox 120CWのレビュー・使用感をご紹介します。
内容物・外観
内容物は下記の通り。
- Xit AirBox 120CW本体
- LANケーブル
- ACアダプター
- mini B-CASカード
- セットアップガイド
配線の接続箇所は、本体裏面になります。
- 電源(DC入力)
- アンテナ入力(F型コネクタ)
- LAN(10BASE-T / 100BASE-TX / IPv4機器)
- USB(Type−A)
開封して思ったのは、本体がとっても軽いこと。なんと19gとほぼApplePencilと同じ重さです。
大きさもかなりコンパクトなので、置く場所を選ばなくて良いですね。
セッティング・設定:とっても簡単
セッティング・初期設定はとっても簡単で「配線を繋げ、いずれかの端末アプリ(PC・タブレット・スマートフォン)でササッと設定をする」だけでOK。
各配線を繋げ、本体電源が入るとうっすらと白い光が出ます。
設定アプリはこちらの「Xit wireless」を使用します。
今回はスマートフォン(iPhone)にてセッティングを実施しましたが、ほぼ止まること無く設定できました。
流れとしては下記の通りです。
- アプリのダウンロード
- iPhone・Xit AirBox 120CWを同じWi-Fiに接続
- アプリを起動し、Xit AirBox 120CWと紐付け
- チャンネルスキャン
- クラウドストレージの選択
- 完了!
ちなみに「ほぼ」止まることがなかったと言ったのは、チャンネルスキャンの工程で一度フリーズしたからです。
こちらに関しては、一度アプリを落としてやり直したら問題なく設定できました。
Wi-Fi・4G回線どちらも快適に視聴可能
気になるテレビの視聴の快適さですが、Wi-Fi・4G回線共に時たま途切れることはあれど、ほぼ気にならない程度には快適でした。
また、外出先からテレビを視聴する際は画質の選択ができるのですが、「高画質」設定でもほぼ途切れなかったです。
(正直あまり期待していなかったのですが)嬉しい誤算でした。
なお、筆者は 都内・楽天モバイル回線 という環境です。
番組表の操作も軽快で、録画を行う際に少しもたつく程度で許容範囲内。
試しにクラウドに録画した番組を視聴してみましたが、途切れている等の不具合はありませんでした。
想像以上に使い勝手が良い!!!
他の方のレビューで「映像がよく途切れる」「録画が使い物にならない」と酷評だったのでビビり散らかしていたのですが、私の環境下ではそんなこと無かったです。
家のネット環境及び外出時の電波強度が重要なのかもしれません。
私が快適に視聴できた環境を下記に記しておきます。ご参考まで。
- 自宅のネット環境
- プロパイダ:J:COM
- 契約回線:320Mコース
- 大体の速度:240Mb/s程度
- 外出時のネット環境
- プロバイダ:楽天モバイル
- 大体の速度:44Mb/s程度
致命的なクラウド録画の欠点と、できないバックグラウンド再生
・・ということでべた褒めしましたが、当然どんな製品もデメリットはあります。
まず、致命的な欠点として存在するのが、前述の通り「クラウド録画中は裏番組が見れない」という仕様です。
この仕様が「家庭用テレビのサブ機にピッタリ」という話の所以であり、裏番組を録画しながら他の番組を見れないとなると、メイン機としては正直厳しいと思います。
ただ、この仕様はクラウド録画に限ったことなので、HDDを接続することによって解決可能です。
まあ、HDD購入という追加費用はかかってしまうのですが・・・
基本的に、クラウド録画機能は下記のパターンにて使用することになると思います。
- 録画番組の、裏番組をみる予定がない場合
- 外出先で録画忘れに気づいた場合
- 深夜・早朝に見たい番組がある場合
私は常時Xit AirBoxでテレビを見ている訳ではないので、あまり録画番組と視聴番組は被らず、特に不便したことはないですね。
また別のデメリットとして、本機種(アプリ)はバックグラウンド再生ができないのも悲しいポイント。
一応申し訳程度に内部ブラウザでネットサーフィンができる機能があるのですが、正直使い所は薄いです。
以上、少々使い勝手が悪い所もあるので、自分がどのような使い方をしたいかによって購入是非を検討すべきかと思います。
行く先々で便利にテレビを見たい・手軽に録画をしたい、という用途にぴったりな製品かと!
使用できるクラウドサービス「PIXELA CLOUD」とそのプラン
本製品の録画機能を使用するためには、「PIXELA CLOUD」というクラウドサービスからプランを選択する必要があります。
PIXELA CLOUDとは、Xit AirBoxのメーカーであるPIXELA社独自のオンラインクラウドストレージです。
このクラウドには2つのプラン(正確には3つだが、1つは初回1ヶ月しか使用できないため、事実上2つ)が存在しており、全て月額料金がかかります。
各プランを横並びで比較してみましょう。
名称 | PIXELA CLOUD プランA | PIXELA CLOUD プランB | PIXELA CLOUD プランC |
---|---|---|---|
容量 | 25G | 300GB | 1024GB |
録画時間の目安 | 10時間 | 133時間 | 455時間 |
データ制限(※) | あり(25G・約10時間) | あり(75G・約30時間) | あり(150G・約60時間) |
価格 | 無料 | 月額990円 | 月額2,100円 |
備考 | 初回1ヶ月限定のプラン | − | − |
※データ制限:一ヶ月に再生できるデータ量の制限。これを超過すると翌月までクラウド録画した番組の視聴や写真・動画の再生が出来なくなる。
個人的は価格も安く、約133時間録画できるプランBを使用することで問題ないかと思います。
データ引き継ぎにも対応しているので、もし録画時間を伸ばしたい場合はプランCに変更すれば良いですしね。
もしどうしても月額無料でXit Airboxを使用したい!というのであれば、外付けHDDを購入するとよいかと。
Xit AirBoxのオススメ使用シーン
最後に、Xit AirBox 120CWのオススメ使用シーンをご紹介します。
- デスク作業中のながら見
- 録画→通勤中に視聴
- 寝室にて、朝の情報番組視聴
- お風呂でゆっくりリアタイテレビ鑑賞
デスク作業中のながら見
私が一番使用しているシーンが「デスク作業中のながら見」です。
ちょっと見たいテレビが有るけどデスクで作業もしたい・・というシーンが多かったので、気軽にデスクでテレビが見れるようになったのはありがたいですね。
副作用としては、作業の進みが悪くなるパターンが多いという所でしょうか・・。
録画→通勤中に視聴
なんだかんだ一番便利なのはこの「録画した番組を通勤・帰宅中に見る」という使い方です。
前日に録画したドラマやお笑い番組を、眠くて仕方がない通勤中に見ることで、諸々の時間短縮を図るという寸法です。
個人的には朝からお笑い番組を見ると、会社内でのトークを円滑に進められる気がします(?)
寝室にて、朝の情報番組視聴
朝ベッドから起きれない時、ベッドの中で朝の情報番組を見つつエンジンをかけることがあります。
私の体は単純なので、朝の番組を見ると体が「このテレビの感じ、朝か?」と思い、目が覚めるんですよね。
よって、どうしても起きれない朝は、とりあえずベッドで朝の番組をかけて目を覚ます、なんて使い方も良いかもしれません。
お風呂でゆっくりリアタイテレビ鑑賞
よく高級ホテルに行くと風呂場にテレビが付いていたりしますが、防水のスマホやタブレットを持ち込むことでこれらを再現することができます。
特に「ドラマをリアタイで見たいけど、風呂にも入ってしまいたい」という場合に存分に効果を発揮してくれます。半分テレビで見て、あと半分は浴槽で、的な感じです。
色々並行して行いたい方にはピッタリかと!
Xit AirBox 120CWを買って幸せになれる人
ということで、下記一つでも当てはまった方は、「XIT AIR 120CW」を買うと幸せになれるでしょう。
- デスクやお風呂、寝室にて、手軽にテレビを見たい方
- 気になる番組をクラウドにバンバン録画したい方
- 自宅にテレビがあり、あくまでもXit AirBoxはサブとして運用したい方
Xit AirBox 120CWは、スマホやタブレット・PCで簡単にテレビを視聴できるTVチューナーです。
録画したデータをクラウドに保存することができるので「気軽に録画・どこでも手軽に視聴」という利便性の高さが強み。
クラウド使用時は録画中に他番組が見れなかったり、バックグラウンド再生ができなかったりと少々惜しい部分はあります。
ただ、家でも外でも手軽にテレビを見れるチューナーとしての基本的な部分は使いやすいので「手軽にスマホでテレビを見たい」という用途ではピッタリだと思いますよ・・・!
Xit AirBox 120CWまとめ
今回はXit AirBox 120CWをレビューしました。
最後に、デメリット・メリットをおさらいしましょう。
遠隔テレビの決定版!と言えるような万能性は無いですが、私のように「気軽にテレビを見たい」用途であれば必要十分なTVチューナーだと思います。
しかもクラウドにバンバン録画を保存できるので、見たい番組を片っ端から入れて流しっぱなしにする、というざっくりとした使い方ができて結構満足です。
貴方もXit AirBox 120CWを購入し、いつでもどこでも便利に録画をしつつ、好きなタイミングでテレビを見る快適生活を送ってみませんか?